ソー活タイムズは、ソーシャル時代の新しい採用やソーシャルリクリーティングのヒントになる最新情報をご紹介するサイトです

HOME > あのザッポスが求人廃止?

  • 送料・返送料は無料化やマニュアルのない、現場のオペレーターに裁量を委ねたコンタクト・センターを持つことで知られる「ザッポス」。「求人公募の廃止」を発表し、緊密なコミュニケーションを重ねることによって、企業と人材のマッチングを図る「ザッポス・インサイダー」プログラムをスタートしました。
  • Zappos
  • 積極的にコミュニケーションを図る人材を厳選
  • 靴のオンライン通販でアメリカ最大手のザッポスは、顧客を大切にする企業ということで知られる企業です。
  • 低価格な靴の小売にも関わらず、送料・返送料は無料化や採算を度外視した「CLT(顧客ロイヤルティ・チーム)」と呼ばれるコンタクト・センターを持ち、顧客に感動を与える伝説的なサービスを提供する企業として1999年の創業以来、世界中から注目を集めてきました。(2009年にアマゾン・ドットコムによって買収されていますが、独立したブランドとして継承されています。)
  • ザッポスは、企業と社員の結びつきを重視しており、それを具現化したユニークな企業文化や画期的な人事制度も次々と打ち出してきたことでも、話題になってきました。そして、2014年5月に新たな採用の試みとして「求人公募の廃止」を宣言しました。そして、新たな採用制度として「ザッポス・インサイダー」プログラムをスタートさせています。
  • このプログラムは、就職志望者を集めたコミュニティをつくり、緊密なコミュニケーションを重ねることによって、企業と人材のマッチングを図るというものです。「インサイダー」とは、SNSやビデオチャットなどを通してザッポスとのコミュニケーションを積極的に行う人々のことです。ザッポス・インサイダーでは、社員との対話を重ねながら、企業文化にマッチした人材の厳選と企業文化に適した人材のプールを実践しています。
  • ザッポスの伝説のサービス
  • 志望者と企業文化のマッチングの精度を高める採用制度へ
  • こうした取り組みの背景には、ザッポスの企業文化が色濃く映し出されています。ザッポスでは、いくら能力があっても企業文化にあわない人材は採用しない、という方針を打ち出しており、以前、話題となった、新人研修期間中の退職者に2000ドルの退職金を支払うという「退職ボーナス制度」はその思想を具現化した制度です。新人社員研修中に社風にあわないと感じている新入社員は、この制度によって採用を辞退することができます。いち早く辞めてもらうことがお互いの幸せにつながる、という考えからザッポスではこのような制度が導入されています。

    雇用主ブランド戦略を担当するステイシー・ドノバン・ゼイパー氏は、ザッポス・インサイダーの導入は、志望者と企業文化のマッチングの精度をより高めるものとして期待しています。

    これは日本の企業でも起こっている現象ですが、ザッポスでは1件の空きポジションに100件の申し込みが殺到するため、他の応募先を第一志望としている志望者や真剣味の低い志望者などの、いわゆるスパムと言われる応募も含まれていました。

    そこで、ザッポス・インサイダーでは、SNSやビデオチャットなどを通して対話を重ねながら、人柄や強み、興味関心などを把握し、企業文化への適合性を判断し、採用する人材の選定と担当業務のマッチングを図っていくといいます。

    ゼイパー氏は、求人公募による機械的な採用プロセスでは志望者の発言の機会がきちんと与えられておらず「対話が失われる」と指摘しており、「ザッポス・インサイダー」では人間関係を重視した旧来の採用方法〈relationship-based recruiting〉を復活させると表明しています。また、真剣味低い志望者や社員との対話を煩わしいと感じる志望者を自然淘汰することもねらいとしています。

  • 「一般の人たちがこのコミュニティに登録してインサイダーとなり、ザッポスと連絡を取り合い、名前と顔が明らかな本物の人間同士の交流をします。我々社員のことを知ってもらうと同時に、私たちもインサイダーを知ることができる場です。インサイダーの皆さんは、いつの日か――今日か明日、または将来のある時点で――ザッポスで働きたいと望む可能性のある人たちです」※インサイダーは、職の空きに際して優先的に候補者として検討されます。

    雇用主ブランド戦略を担当する
    ステイシー・ドノバン・ゼイパーの発言より

  • 【出典】ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー
  • ザッポスは、新規顧客よりも「既存顧客に焦点をあてたサービス」が競争力の中心となっている企業です。コールセンターを中心とする顧客サービスのクオリティの高さは世界に名を轟かせています。顧客の要望にあわせて何時間もの電話につきあうことでも知られており、これまで、最長で7時間半もつきあったと言われるほど。現場の担当者にほとんど裁量が任されており、マニュアルがなく、顧客に忘れられないほどの感動を与えるためならば「ほとんど何もしていい」という企業文化が築き上げています。このような臨機応変な対応が求められる職場では、高いコミュニケーション能力とありのままの人柄が問われます。

    企業の最大の資産は人である ―――― こうした企業の姿勢を具現化するザッポスは、
    創業から10年余りで数々の伝説を生みだしてきました。そして、人材採用においても新しい伝説が始まっています。
  • 【参考出典】   ダイヤモンドオンライン
       ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー 
  • ◆こんなお悩みはありませんか?◆
    ・求人サイトに掲載しても、人材が集まらない。。
    ・採用広報に興味があるが、何からはじめて良いか分からない。
    ・Facebookを使って内定者の辞退を防ぎたい。
    ・他の業務と兼務で、採用に関するノウハウに不安がある  など
    採用広報の企画・運用・効果検証についてのご相談はこちらからご連絡ください。

ibuki

ソー活入門

rss

facebook

facebook