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HOME > 受験料を集めたドワンゴの採用の裏側

  • 新卒入社試験で「受験料」を集めたことで、昨年、大炎上してしまったドワンゴ。このニュースは、TVのニュースや一般紙でも大きく取り上げられ、各方面から賛否両論の論争が巻き起こった出来事。ネットニュースをはじめ、様々なメディアに取り上げられたことから記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
  • ドワンゴ 受験料のYahoo!ニュース
  • これまでの採用試験では、採用が決まった際に研修費用の一部などを徴収する企業はあったものの、エントリーの段階で「受験料制度」を導入した企業は、初めてのケース・・・。
  • リクナビは、採用試験での受験料制度は倫理規定に抵触するということで撤退、また厚生労働省からも「翌年は実施しないように」と行政指導を受けました。
  • さて、ドワンゴの「受験料」は、その後、どうなったのでしょうか?2016年新卒採用の採用試験について追ってみました。
  • 「受験料」の裏側にあった、その思いとは?
  • 驚くべきことに、同社では昨年に引き続き2016年新卒の採用試験でも、エントリーの段階で「受験料」を徴収すると宣言しています。
  • ドワンゴ 新卒入社試験の受験料
  • 引き続き、受験料を徴収する理由について、ドワンゴでは ―――――

    「インターネット上の就職活動支援サイトを利用することが当たり前となっており、これらのサイトでは企業の情報が簡単に一覧検索でき、また、ボタンひとつを押すだけで何十社もの企業に同時に資料請求をおこなうことが可能になっている。(中略)そのため、学歴や能力テストの結果など画一的な手法によって大量の応募者をふるいにかけて減らさざるをえなくなっている」と語っており、現在の採用手法に一石を投じる狙いがあったと説明しています。
  • また、受験料制度を導入したもう1つの理由として ――――――――

    「本当に入社したい人にエントリーしてもらい、集まった応募者の採用活動に時間をかけて一人ひとりの潜在的な能力をしっかりと見極めるため」と明かしています。
  • 「受験料」は、ドワンゴの採用に何をもたらしたのか?
こちらは、ドワンゴが発表している「2015年度の応募と選考の状況」です。昨年の採用活動から非常に興味深い結果が読みとれます。
  • 受験料導入後の実績
  • 前年と比較して応募数は、60%以上減少しているものの、内々定数(採用試験合格者)は98%と前年並みであること。そして、内定承諾者数は100%を上回る結果となっています。これは、内定を辞退する学生がいないことを示し、ドワンゴがめざした本当に入社したい学生が集まっていたということが分かります。
  • 採用担当者は、2015年度の採用活動の結果について ――――――――
  • 「これまで1万~3万人の応募があったが志望動機の希薄な学生が少なくなかった。(中略)目的意識を持った精鋭が集まることで、学生と向き合えるようになり、お互いが真剣勝負を挑むような採用試験が実現した。これは『受験料制度』の大きな収穫で、大成功であった」と話しています。
  • ところで、昨年度の受験料は、同社のサービスであるニコニコ動画にちなんだ「2,525)円」に設定していましたが、厚生労働省から指摘を受けてこの受験料を見直しています。今年度は、採用にかかる実費用約6,000円の半分を自社が負担し、残り半分の3,000円を就活生から徴収しています(ただし、地方在住の学生からは徴収していません)。
  • 採用に対する独自の哲学を貫いたことで、同社がめざした採用のかたちを手に入れることができたドワンゴ。ソーカツタイムズでは、今後も、受験料のゆくえを今後も追い続けたいと思います。
  • 【参考出典】   株式会社ドワンゴ 「受験料制度に対する、厚労省から中止を求める行政指導」
      株式会社ドワンゴ「新卒入社試験の受験制度について」 
       エンジニアType 
       Yahoo!ニュース(プレジデントOnline) 
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