ソー活タイムズは、ソーシャル時代の新しい採用やソーシャルリクリーティングのヒントになる最新情報をご紹介するサイトです

HOME > Special interview 三幸製菓株式会社

  • 「1個でもニコニコ 三幸のあられ・おせんべい~♪」のCMでおなじみの三幸製菓株式会社。「雪の宿」「チーズアーモンド」をはじめとする米菓を主力商品として事業を展開しています。おいしい米づくりで知られる新潟県新潟市に本社を置きながら、全国に事業を展開しており、米菓メーカーとして第2位のシェアを獲得している企業です。

    三幸製菓では、2006年より地元中心の採用活動を止め、全国を対象とした採用活動に転換。地方に本社を置く企業の共通の課題である「知名度の向上」をめざし、「遠距離就活」や「カフェテリア採用」をはじめ、ユニークな採用活動に取り組んできました。この活動をけん引してきた三幸製菓株式会社 人事課長の杉浦二郎氏に具体的な取り組みやその効果についてお話しを伺いました。

  • Q.「遠距離就活」や「カフェテリア採用」で御社のユニークな採用に注目が集まっていますが、このような採用をはじめるきっかけを教えてください。
  •  三幸製菓 人事課長 杉浦二郎氏
    三幸製菓株式会社
    人事課長 杉浦二郎氏 
    杉浦: 当社では、2006年より地元中心の採用活動を止め、全国を対象とした採用活動に転換しましたが、このときに痛感したのが知名度の問題です。当社は、全国に米菓を展開していますが、新潟県新潟市に本社を構える企業ですので、地方では知られる存在でも、全国での知名度がほとんどありません。

    実際に学生向けにアンケートを実施したところ、ライバルメーカーの知名度は約8割だったのに対して、当社の知名度は2割程度。そこで、全国で勝負するには知名度の向上が不可欠だと実感し、意を決して上層部に「全国で勝負するためには、同じ予算で採用活動を成功させることはできない」と直談判しました。その結果、採用活動における予算が十数倍になりました。ただ、すぐに現在のようなスタイルになった訳ではありません。様々な試行錯誤を重ねた結果、その時々の採用の課題にあわせて変化を続けながら現在のスタイルが出来上がっています。
  • 三幸製菓 カフェテリア採用
  • Q.予算を獲得して、最初に取り組まれた施策はどのようなものだったのでしょうか?
  • 杉浦: 求人サイトには10年以上前から出稿していましたが、小さな枠だったので知名度のない企業にとっては、当社の存在を知ってもらうことが難しくハードルが高いことを認識していました。ブルーオーシャンではなく、まさにレッドオーシャンでしたね。そこで、リッチコンテンツを拡充し、ブランド力の強化に努めました。

    その他にも、東京や大阪で開催される合同説明会に出展したり、採用ツールの改訂を図ったり、就活生に対するブランド力を強化しました。1日に10社以上のブースを見て回る合同説明会では、インパクトが勝負です。そこで、米菓メーカーというよりは、成長力があり熱い会社であることをイメージづけるため、企業ロゴの赤を基調にしたブースやツールづくりを徹底しました。合同説明会では、キーカラーである赤を壁面に使用することで、ひと目で当社の存在を認識してもらうことができるようになりました。また、選挙ポスター風の入社案内を配布したり、クリエイティブにも工夫を凝らしました。こうしたブランド力の強化により、合同説明会を開催した東京や大阪を中心に知名度が向上し1万人以上のエントリーを獲得することができました。

    しかし、知名度の向上という目的は果たせたのですが、ここでぶつかったのが人材の絞り込みです。10~15名の募集には、充分すぎるほどのエントリーは集まったものの、エントリーした人材のなかからどのように求める人材を絞り込んでいくか、ということです。当社では、私も含めてわずか3人の担当者が、他の仕事と兼務しながら採用業務を行っています。エントリーシートを見ながら絞り込んでいくわけですが、絞り込むだけでも膨大な時間と手間暇がかかってしまいます。応募は増えたものの、これでは学生1人ひとりときちんと向き合えていないのではないか、という課題にぶつかりました。

    僕たち三幸製菓としては、「応募してきてくれた人たちには全員会いたい」というのが基本的な姿勢です。従来のような「多くの学生を集めて落とす」という手法にどうしても違和感がありました。そこで、1人ひとりの学生ときちんと向き合うために生まれた施策が「遠距離就活」と「出前全員面接会」です。
  • | 1 | 2 | 3 |
  • ◆こんなお悩みはありませんか?◆
    ・コストをかけずに自社で採用広報に取り組みたい。
    ・担当者1人で運用が大変。何か良い方法はないか?
    ・Facebookを使って内定者の辞退を防ぎたい。
    ・投稿にもっと「いいね!」やコメント、シェアを集めたい  など
    採用広報の企画・運用・効果検証についてのご相談はこちらからご連絡ください。

ibuki

ソー活入門

rss

facebook

facebook